私、のりひとが整体と出会ったのは、今からもう10年以上も前のことです。
夕方になるとズキズキと出てくる頭痛をなくすためでした。

まだ20代だった私は、サラリーマンとして新商品開発プロジェクトに参加することになりました。
そのプロジェクトでは、それらしいといえば、それらしいのでしょうが、段々と遅れが込んできて、段々と働く時間が増えてきて、夜遅くなっても帰れないことが常態化してきました。
ひどいときは、深夜まで残業していましたし、ほんの数回ですが部門の人間全員で徹夜仕事になったこともありました。

すると最初は、疲れたな~。
な~んか頭がだるいな~。。。
なんて軽い感じだったんですがある日、会議を終えてPCに向かったとたん。

ズキッ!と目の奥が痛みだして、それでも我慢して仕事を続けていたのですが、耐え切れなくなり、早め(20時すぎ・・・・)に帰らせてもらいました。
とりあえずその日は帰って寝て起きたらなんともなかったので、疲れてたんだね。
ってことで翌日も働いてたんですが、2~3日後にはまた同じ頭痛がしまして、そのあとは、夕方になると毎日、頭痛が続くようになりました。

最初は内科に行ったんですが、
「疲れてるんじゃない?休んだ方がいいよ」
なんて、それができたら苦労しないよ!と思いながら頭痛薬をもらってしのいでいました。

でも段々、休みの日にもな~んかだるくて動きたくないなぁ。。。。
なんて思いながら、仕方なく買い物に出かけると、

字が見えない!!

ぼやけていて、離れていると字が読めないことに気が付きました。
どうやら、極度の眼精疲労で視力も落ちていたようです。

ようやく自分の状態に気が付いて、眼科に行ってみてもらいましたが、元々遠視傾向のある疲れやすい目だったのに、目の使いすぎでドライアイになり、眼精疲労が悪化したため、頭痛や肩こりが起きたではないか?ということでした。
(当時、肩がこっている自覚はないものの、医師に言われ確認するとガチガチでした)
今でいうところの、スマホ老眼とか若年性老眼とかそんなような状態だったと思います。

医師からのススメもあって、PC用のメガネ(老眼鏡・・・・)を作りましたが、その際の視力検査で、元々1.2~1.5あった視力が0.5まで下がっていることも発覚。
眼科に行って、粘膜を治すとかドライアイを治すとか何種類かの目薬をもらい、ビタミン剤をもらい。さらには疲労軽減のためと睡眠薬を渡され、近くにあった全員が国家資格を持ったというマッサージ店も紹介してもらいました。
ドライアイの状態は特にひどく、6~70代の老人並・・・とまで眼科でいわれてしまいました。

資格を持った人のマッサージを何度か受けたのですが、受けているその時はまだ良かったのですが、モミ返しがひどく余計に肩こりと頭痛が悪化したので通うのをやめました。
それからは整形外科に行って、電気を当ててもらい、湿布薬を貼利続ける生活でした。
また、ときおり整形外科の先生にブロック注射を打ってもらい、効果があったので何度もやるようお願いしましたが、あまり何度もやらない方が良いとのことで、数か月に1回程度でした。

そんな生活がしばらく続き、眼科に通ったおかげでドライアイは改善してきたようですが、眼精疲労や頭痛、肩・首の痛みはまったく改善しませんでした。
医者へ何か月も通ったけれど、視力も、頭痛も、肩こりも解決しないので、今まで怪しいと思っていた整体に行くことにしました。

そこで色々と調べてみたら、無免許でマッサージをするだけの整体院が多く、どこに行けば治してもらえるのか悩んでいました。
その時は整体を教えている先生や、開業後も講座に出て熱心に勉強している人たちなら、まともな施術が受けられるはず!と思い、講習会に参加してみました。
この先生は、自分一人で行う体操から、手技や器具を使った施術も教えている先生だったようですが、初講習会で教わったのは体操でした。
この体操を何度か行ううちに腰のだるい感じはすっかり良くなりました。
この体験で整体は効果がある!と確信した私は、もっと他の講座に出てみよう!と思いました。
教わった施術を自分にドンドン試していくうちに、内科・眼科・整形外科・接骨院・マッサージなどに通っても、少しも改善しなかった眼精疲労と頭痛、肩こりが温熱整体を数回行うことでしつこかった頭痛がなくなり、施術のたびに肩が軽くなっていきました。
また、嬉しいことに、数か月後には視力も1.0まで回復しました!
今では調子が良いと視力測定で両目とも1.5が出ることもあります。

これが私の整体との出会いでした。

※2016年11月追記
久しぶりに視力検査をしたら、右目1.5、左目1.2になってました。