コンセプトのところに、必ず施術前に全身をチェックします!って書いてます。
これはナゼなのかというと、2つ考え方があります。
今回お話しするその一つ目は、痛む部分は被害者であって、直接的には悪くないんですね。
たとえば、、、、同じ部門のCさんが仕事をキチンと終わらせないから、本来の自分の仕事が全部終わっているアナタまで残業させられたりしませんか?
他にも、アナタは優秀な営業成績を出しているのに、仕事ができないGさんが新規を取れず、部門としては目標未達だったり、
自分の苦労が報われずに、とってもツライ思いをしていませんか。
ご家庭でも、旦那さんが家事育児を手伝ってくれず、休みの日も趣味やらゴルフやらに没頭しているおかげで、疲れが取れず、家事も育児も満足にできない!なんてことありませんか?
そんなアナタが疲れてしまう。
これって、全部アナタは悪くない!ですよね。
だって、他の人の分まで余計な仕事をしているんですから。
そうツラさを感じているあなたは、被害者なんです。
で、これってカラダでも同じことが起きています。
きちんと動けないどこかの代わりに余計な仕事をしたせいで、痛みが出ちゃうんです。
具体的には、左の腰が痛いっていう人がいたんですけど、誰が見ても一瞬でわかるくらい明らかに右の脚が短かい状態でした。
でも痛むのは左側。
なぜそんなに左右の脚に差があるのか理由を聞いてみると、何年も前に交通事故にあったそうです。
事故にあったせいで骨盤が大きく傾いて、右脚が短くなっちゃったそうです。
この短くなっちゃって、本来の仕事をうまくできなくなっちゃった右脚さん。
とってもかわいそうですけど、このままだとうまく歩けないので、困っちゃいますよね。
そこで頑張ってなんとかしたのがアナタ!左脚さんです。
左脚さんは頑張りすぎたせいで、疲れ切って耐え切れずに痛くなっちゃった被害者なんです。
だから左脚や腰の痛みだけを取ったとしても、その後また左脚さんは頑張らないと歩けないので、しばらくするとまた左脚は痛くなるんですね。
ここでするべきは、右脚さんをしっかり動けるようにすることなんですね。
そうしたら、左脚さんの余計な仕事がなくなって、左脚さんは痛まずに働き続けられますよね。
追記。
たとえば重いもの運んで疲れたとか、運動しすぎて筋肉痛になった。
そんな理由で、痛い場所が直接悪いこともあります。
なので100%ではないんですが、こういうことが治りにくい痛みを起こしてたりします。